D90が観た画像  d90-19018

東京都立川市 国営昭和記念公園
撮影日 :  2019−1−14
昭和記念公園・3種類のロウバイ
1月中旬に公園へ撮影に行くと、何処からと無く強烈な甘い香りが漂ってくる。
その香りを追っていくと、細い枝に、黄色い花を沢山付けた「ロウバイ」の木があった。

ちなみに、国営昭和記念公園には、3ヶ所でそれぞれの種類の花が咲いていた。
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ところで、園芸評論家が言うには、「ロウバイ」には、「満月蝋梅・マンゲツロウバイ」と「素心蝋梅・ソシンロウバイ」と「実生蝋梅・ミショウロウバイ」と「和蝋梅・ワロウバイ」と「福寿蝋梅・フクジュロウバイ」が有るという。

まず、「和蝋梅」は、江戸時代末期に中国から渡来したもの、中国名では「蝋梅」で江戸では「唐梅」と呼ばれていた。
そして、「素心蝋梅」を接木繁殖したものが、「満月蝋梅」と言うそうだ。
「実生蝋梅」と言うのは、接ぎ木や挿し木などで育てることではなく、種をまいて育てる繁殖法のことを言う。
更に、「福寿蝋梅の花」は、内側の花の芯が、輪切りにしたレンコンのような形をしている。
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さて、昭和記念公園では、「満月蝋梅」(一般的に「ロウバイ」という)が、バーベキューガーデン傍の川沿いに植樹されている。
12月始めから咲いているので、満開を過ぎ中心部の赤色がくすんできている。
「素心蝋梅」は、日本庭園と花の丘の中間の広場に7株ほどを植樹している。 斜光を受けて黄金の玉ボケを撮影できる。
「福寿蝋梅」らしきものは、こもれびの池とこもれびの里休憩棟の中間に植樹されていた。

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