D90が観た画像  d90-19076

埼玉県さいたま市中央区大戸  北浦和の料亭 二木屋
撮影日 :  2019−3−2
二木屋の雛まつり 五世大木平蔵のお雛さま
北浦和の料亭『二木屋の雛まつり』の取材は、連続8年になるが、今年初めて「主役のお雛さま」に取り上げたのが「京都・丸平大木人形店・五世大木平蔵」作の五段セットで有る。
8年間その存在は知ってはいたものの、「江戸時代作品」や「明治時代作品」ばかりを撮影していたようだ。
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三井財閥や三菱財閥などで、お雛さまを購入するに当たっては、「京都・丸平大木人形店」に特別注文していた。
三井家のお雛さまは、三井記念美術館で、虎屋のお雛さまは、根津美術館で、そして今年見たのが静嘉堂文庫で岩崎家のお雛さまは、現在価格では1億とも2億とも言われている。
私も各地で「京都・丸平大木人形店」のお雛さまには出会っているが、前もっての知識に乏しく、〇世(何代目)の作品かを記録していない。

富山県・高岡市の2ヵ所の商家では、家宝の様にしていた。
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山町筋のひなまつり・梅田呉服店のお雛さま・・・・何世か不明。
http://www.von.mydns.jp/nikon-D90/17118/17118.htm

山町筋のひなまつり・菅野家のお雛さま・・・・三世の作品
http://www.von.mydns.jp/nikon-D90/17116/17116.htm
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三井家のお雛さまは、三世と五世の作品。
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静岡県三島市 佐野美術館にも展示されていたらしいが、気が付かなかった。

ところで、「二木屋の大広間に展示されているのは、五世の作品」だそうだ。
こっそり、値段を聞いたら、(片手)百万だとか。  おそらく、店舗に陳列して有るものの値段だろう。
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何で、「京都・丸平大木人形店・大木平蔵」作が評判なのかと言うと・・・・、
丸平大木人形店は、江戸時代の明和年間の創業とされ、代々店主は「大木平蔵」を襲名して写実性を基調にした気品あふれる雛人形を作り続けている。
明治23年第3回内国勧業博覧会で褒章受賞、明治28年第4回でも同じ褒章を受章した。
またフランスパリ万国博覧会で金賞を受賞、日本万国博覧会では日本を代表する雛人形として出品された。・・・三世大木平蔵作品。
皇族関係にも数多く納められており、明治、大正、昭和にかけて“丸平”のお雛さまを飾ることは上流階級のステータスとされたほど。

五代目(五世大木平蔵)が活躍したのは、昭和の初めで、今から93年も前の話、その後の名工が出たのか不明だが、八〜九代目あたりまで続いてているのだろうか?。

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