江戸時代は、天皇は京都にいた。
そして、建物は御殿作り・・・よって、江戸時代後半は「江戸の段飾り」に対して「関西の御殿飾り」が二大ブームとなる。
「御殿飾りの東西の境界」は静岡県あたりで有る。
その後は、明治・大正・昭和となると東京の生産業者が巨大になり、段飾りが広まっていく。一方、雛まつりには、子供が楽しみにしている「雛菓子」が有る。
菱型のお餅や雛あられ、雛饅頭・・・和菓子屋もこの好機を逃すまいと、社運を掛けて営業に走る。
本来は、雛まつりのお菓子にも由来や意味合いもあるのだが、長持ちさせる砂糖菓子の類も出てきた。
「酒田の小松屋」の雛菓子は、注文生産で入手するまでに数年掛かる。
二木屋もだいぶ「酒田の小松屋」にお金をつぎ込んでいるようだ。(沢山の皿盛りを見つけた) |