横浜山手西洋館のプラフ18番館に展示されていたのは、「京都の丸平大木人形店の三代目」『三世大木平蔵製のお雛さま』と一対の屏風が有った。
明治時代の作品だが、保存状態も良好で有る。
一対の屏風は、「登り松」と「下り松」・・・名称は定かでないが、「龍の彫物で、昇り龍と降り龍」の表現から。さて、この名品がどうしてここに有るかと言うと・・・・・
持ち主が展示会場にいた。
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聞けば、人形作家の個人美術館「伊豆高原
人形の美術館」には、1000体ほどの人形が収集されていたそうだ。
しかし、故人となり閉館後、遺族は、ほとんどの「おばあさん人形や世界の民族人形、アンティークドール、魔女の人形」などは処分できたが、大木平蔵製のお雛さま2組(三世と四世)のものは、なかなか手放せられなかったようだ。 そして、人形を理解できる人へと、譲られてきたそうだ。
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あまり深入りして伺わなかったのだが、現在の持ち主は、プラフ18番館の装飾を担当しており、多くの自作の吊るし飾りを展示している。
イベントは、2/25〜3/6なので、今年は無理でも、来年も展示されるだろう。(2018年も展示したとか) |