D90が観た画像  d90-19106

神奈川県大和市福田 常泉寺
撮影日 :  2019−3−17
花のお寺「常泉寺の河童と羅漢さん」
2008年に「彼岸花」を見に行った時には、「山門の建て替え工事」や「庭の工事」をしていたようだったが、その後11年間も「常泉寺」には訪ねていなかった。
以前は、『河童のお寺』で300匹ほどの河童がいたはずだが・・・・11年目の今日は、羅漢石像が狭い庭を席巻していた。
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大昔、日本列島が誕生した頃の話・・・富士山の噴火で生じた火山灰や泥流が、富士の麓の河川により流れてきた土砂は神奈川県中央部に扇状地を造る。
相模川は暴れ川で有り、現在の厚木・海老名の間に治まるまでは、広範囲で流れを変えていたし、河岸段丘を造った。
その為に、地層の異なる場所では、昔の相模川が地下を流れており、段丘の途中から湧水が地上に出てくる。
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さて、「常泉寺の創建」は、1588年頃(天正十六年〉と言われており、当時は、水のわき出る所があり、寺の名前も「清流山常泉寺」といい、水に縁のあることから、河童さまを祀っているのだ。

一方、五百羅漢はお釈迦さまの弟子達だ。
お寺の境内としては、「河童」よりは「羅漢さま」の方が信仰心が期待できそうと、判断したのか・・・河童は姿を消し、5百体まではいないが、数百体の石像が設置されている。
同様に、「道祖神」も姿を消していた。
『縁結び菩薩』は、時の流れで新設されたものらしいが・・・。

10年ほど前に、『河童の陶器』を取材していました。 (番号をクリックします。)
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@ 花の寺の河童たち

A 仲睦まじい常泉寺のカッパ

B 趣味多才な常泉寺のカッパ

C 常泉寺のカッパ、まだまだいるよ

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
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