D90が観た画像  d90-19131

東京都港区六本木6丁目
撮影日 :  2019−4−2 および 4−6
アークヒルズと1kmの桜並木
「大都会の真ん中に、1キロメートルの桜並木が存在する」という噂話に取材魂がくすぐられた。
六本木と言えば、超高層マンションと超高級外車が走り回る所だ。
江戸時代は、タヌキもキツネも棲家としていた雑木林だったが、政治の中枢地区に近いため、山林を切り開いて外国の大使館に土地を提供した。
昭和時代の乱開発で緑は消えたが、平成時代で超高層ビルの建設と同時に建物の屋上を緑化する機運が高まった。
下の写真は、サントリーホールの屋上である。
段差の多い人工庭園だが、この庭園の下は、建物構造上の段差のある「オーケストラホール」になっている。
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サントリーホールは、飲料メーカー サントリーホールディングスが1986年に東京都港区赤坂に建設した東京で最初のコンサート専用ホールである。
当時の社長・佐治敬三氏の永年の夢「世界一美しい響き」をコンセプトに徹底的に「音」にこだわった内部構造になっていた。
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ヒルズと言うだけあって丘の上のため、坂道が多い。
それぞれの坂の登り口から桜並木を作っているので、1000mの長さになる。
折りから、満開の桜を借景に超高級外車の写真を撮っていたので、便乗させて貰った。
やはり、六本木と言えば、IT起業の億万長者の超高級外車がお似合いだ。

満開は4月2日だったが、「アークヒルズ さくらまつり2019」が4/5〜4/7なので、この期間しか入れない場所もあったので、夜桜撮影も兼ねて2度目の取材であった。

森ビルの側面に不思議な物体(大きな電球が10個ほど)を見た。  写真番号・・38,39,40を参照。
この装置が「太陽光採光システム『ひまわり』」と呼ばれるもので、昼間の光を別空間に移送するものである。
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「ひまわり」の特徴は・・・・ 「屋上やベランダなどに置き、太陽光をレンズやミラーで集め、その光を光ファイバーで伝送する。
太陽の位置を自動追尾する駆動部もあり、日の出から日没まで使用できる。
駆動部の電力は太陽電池で賄える。太陽光の変換効率は50%で、可視光線の半分を照明として利用できるのが特徴だ。
地下室や北側の部屋、ビルの谷間の空間などの照明として使え、電気代を節約できる」
興味の有る方は・・・ ⇒ 太陽光採光システム「ひまわり」

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。