江戸時代の「大旅籠(おおはたご)柏屋」 |
静岡県藤枝市にある「大旅籠 柏屋」は天保7年(1836)に建てられ、160余年の時を越えて国の登録有形文化財として現代にも息づいている。
約2,348坪の敷地に、みせの間、台所、1階および2階の客室などは、当時の旅籠の様子、人々の暮らしぶりが一目でわかる貴重な建物になっており、さながら、建物そのものが資料館といえる。
また、1階の八畳通し間は、和風庭園をゆったりと眺めながらくつろげる休憩コーナーに、2階の一部はパネルやモニター、ジオラマなどを展示した情報コーナーになっている。
中庭の周りには、土蔵ギャラリー「なまこ壁」、和風レストラン「一祥庵」、物産館「かしばや」があり、時間を忘れる空間があった。 |
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