D90が観た画像  d90-19154

神奈川県鎌倉市 鶴岡八幡宮・旗上弁財天社
撮影日 :  2019−4−28
旗上弁財天社(はたあげべんざいてんしゃ)の白藤
つつじの時期に、「藤の花も咲く」・・・昨年(2018年)から始めた『白藤』めぐり。
昨年だけが特例で、10日ほど早く満開を迎えていた。
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昨年は4月28日の取材だったが、ホームページにするにはみっともない取材結果であったが・・・・、今年は、見頃の時期に出合った。
長さ10メートル、幅4メートルの藤棚は、真っ白に覆われている。
香りも強く、花弁の白さも際立った白さであり、花房が短くて(長藤のようにスラッとしていない)ので、花房の塊の上に別の塊が重なり、藤棚が盛り上がっている。
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この社は、養和2年(1182年)に北条政子が、源氏の勝利と平家の滅亡を祈って源平池を掘らせた際に、建立したと言われている。
承久3年(1221年)の承久の乱の際に、鎌倉幕府軍がこの地で旗揚げして戦勝を祈願したといわれ、鎌倉・江ノ島七福神のひとつ、弁財天が祀られている。
しかし、神仏分離令が発令された明治元年(1868年)以降、廃仏毀釈の波の中で、鶴岡八幡宮寺にあった寺の伽藍は破壊され、仏像や仏具は焼かれてしまった。
この時、弁財天が仏教の守護神であることから、旗上弁財天社も取り壊されている。
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現在の社は、昭和55年(1980年)に、鶴岡八幡宮創建800年記念で再建されたもので、江戸時代の文政年間の古図に倣って復元されている。

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
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