昨年の花暦は異状だった。・・・例年であれば4月末が見頃らしいが、2018-4-23に取材した折りには、盛り過ぎの藤の花が多少残っていたが、緑の葉っぱが茂っていた。 結論から言えば、「10日以上も開花が早かった」。
樹齢400年と言うと、江戸時代で東海道が開通した頃、現代の東海道が制定されたのは、明治9年(1876)であるので、国道1号線と明記し、江戸時代の道は『旧東海道』と言う。
二宮町を通る国道1号線は「江戸時代の松並木」を利用しているのだが、等覚院の周辺200メートルに関しては、迂回道路になっていたので、「直線道路で造られた国道1号線」から外れてしまった。よって、「等覚院の白藤」を知っている人は、地元の人かリピーターに限られ、旅行雑誌に取り上げられる事も無く、外国人の訪問もほとんど無い。
おかげで、藤の花をじっくり観賞できた。
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咲き初めは、薄いピンクで、メシベ・オシベを格納した部分は濃いピンク色。
メシベ・オシベを撮影したのも初めてだし、受粉の手伝いをしている「クマハチ」の活動と、受精した花から藤豆の赤ちゃん誕生までを撮影した。 |