D90が観た画像  d90-19161

東京都府中市宮町 大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)
撮影日 :  2019−5−4
「くらやみ祭(まつり)」5/4撮影分
大國魂神社は、景行天皇41年(111年)5月5日に造られ、武蔵国造(むさしのくにのみやつこ)が奉仕したことに始まる。
大化の改新(645年)後は、武蔵国衙(むさしこくが)の斎場として国司が奉仕し、現在まで1,900年以上の長い歴史を誇る。

例大祭は、国府祭を起源とする例大祭で、かつては神輿渡御を深夜に行っていたため「くらやみ祭」と呼ばれ、「武蔵府中(むさしふちゅう)のくらやみ祭」として東京都の無形民俗文化財(風俗慣習)に指定されており、「江戸名所図会(えどめいしょずえ)」にも登場し、当時から多くの見物人が訪れたていた。
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お祭りの多くは、日中に行われていると思うが、『くらやみ祭』はなぜ“くらやみ”で執り行われるのか?。
ここにも、およそ1,000年の歴史を持つお祭りならではの由来がある。
日本人の精神文化には「貴いものを直接見てはならない」という考え方があり、神聖な御霊が神社から神輿に移られるお姿は、人目に触れることがない“くらやみ”に行うべきだという考え方があり、“くらやみ”で執り行われ、現代にまで至っているそうだ。
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さて、祭りのスケジュールだが、4月30日には、「汐盛り」とも呼ばれる神事で、神職一行が品川海上に出て身を清めるとともに、清めの汐水を神社に持ち帰り、大祭期間中の朝夕潔斎時にはこの汐水を使用する行事がある。
5月3日には、競馬式(こまくらべ)、5月4日の萬燈(まんとう)大会と22台の山車の巡行、5月5日には、6台の大太鼓巡行と8基の神輿渡御(みこしとぎょ)を行ない、御旅所まで渡御して、一泊する。
5月6日には、陽の昇らないうちに御旅所を出て、朝早く大國魂神社に戻る。
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22台の山車行列は、大鳥居前の旧府中街道を東西に巡行し、最後には、ケヤキ並木を大鳥居に向かって進行して来る。
ケヤキ並木を地元とする「東馬場町」の山車は、定位置に待構えていて、21台の山車と『ぶっつけ(正面相対して、笛・太鼓・鉦)』で相手の伴奏を乱れさせるを・・・していた。
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大太鼓の音や、囃子のリズムなどは、やはり「動画でないと伝わらないかも。」
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@・・大太鼓  ⇒ クリック
A・・山車の巡行−1(旧府中街道にて)  ⇒ クリック
B・・山車の巡行−2(旧府中街道にて)  ⇒ クリック
C・・山車の巡行−1(ケヤキ並木にて)  ⇒ クリック
D・・山車の巡行−2(旧府中街道にて)  ⇒ クリック
E・・山車5台のぶっつけ(帰路の同じ町会同士)  ⇒ クリック

1999年のホームページ作成時からの作品集です。
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