D90が観た画像  d90-19165

東京都府中市宮町 大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)
撮影日 :  2019−5−4
「くらやみ祭」の『汐盛り 神事』
「汐盛り」とも呼ばれる神事は、ある程度解説が必要かも。
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@ 【由来】 神社の拝殿などで、中央に鎮座するのが「丸いぴかぴかの鏡」、日本に鏡の製造する技術のなかった時代は中国から持込まれたもの。
古墳発掘などで目にするものは「緑青に染まった銅製の鏡」。
「神輿の渡御」の時に、神様を乗せるためにも鏡が使われている。
その昔、神輿に乗せた鏡を叩き、その音で「魔」を追い払った。
よって、「魔除」に使用される鏡を祭礼前に清める神事が有る。

A 【目的】 鏡とは己自身だけでなく己の心をも映し出す物であるということから、鏡を磨く事により神輿奉持者の心も磨き清める目的がある。

B 【御鏡磨式】は、4月30日の夜、神輿に付ける鏡8枚を塩で磨き清める儀式。
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C 【汐汲み】 4月30日に、神職一行が品川海上に出て身を清めるとともに、清めの汐水を神社に持ち帰り、大祭期間中の朝夕潔斎時にはこの汐水を使用する。

D 【汐盛り】 品川の海で汲み上げてきた「海水」を「担ぎ桶に入れて」隊列を組んで、参道から神社境内に運び込む「くらやみ祭の一連の行事」。-----------------------
一部始終を撮影しています。 やはり「動画でないと伝わらないかも。」
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@・・【汐盛り】の担ぎ手の集団  ⇒ クリック

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