D90が観た画像  d90-19194

神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目7-4
撮影日 :  2019−6−13
鎌倉の苔寺・竹の寺『報国寺』
報国寺は建武元年(1334年)に創建された臨済宗建長寺派の禅宗寺院で、開基は足利家時(足利尊氏の祖父)と言われている。
関東を代表する『竹の庭』として知られている報国寺には、本堂裏手に「孟宗竹が2000本」あり、頭上からの直射日光を遮ってくれるので、風が吹き込めば一服の清涼剤となる。
竹林の中に休み処も有り、竹林の入場料と抹茶接待のセットで割高なのだが、外国人にもなかなか好評である。

ところで、取材の本題は、「苔寺」である。
山門を潜ると、いきなり「苔を敷き詰めた枯山水庭園」が出迎えてくれる。
もちろん無料で「苔の庭」を撮影できるのだが、竹林の中にも苔に覆われた灯籠や石仏や置き石が多くあるので、有料場所へも入った。

竹林の道を通り抜けると、横穴式墳墓が見えてくる。
この報国寺は永享の乱(1438年)において足利義久がわずか10歳で自刃した寺で、ここで関東の足利公方が滅亡したのである。
横穴式墳墓には開基足利家時と足利義久、その他足利一族の墓がある事など外国人には知るよしもない。

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