D90が観た画像  d90-19203

東京都世田谷区上野毛(かみのげ)
撮影日 :  2019−6−23
五島美術館の庭園(石灯籠)
東京都内の「苔庭」探索は、根津美術館に次いで2ヶ所目となる『五島美術館』である。

五島美術館(ごとうびじゅつかん)は、昭和35年(1960年)4月18日に開館し、所蔵品は日本・東洋の古美術を中心に国宝5件、重要文化財50件を含む約5,000件にのぼる。
運営主体は公益財団法人五島美術館で、同法人は五島美術館および大東急記念文庫の運営を行っている。

東京急行電鉄(東急)を創設した『実業家五島慶太の美術コレクション』は多岐に渡る。
まず奈良時代の古写経類から始まった。
ついで経典、禅僧墨蹟などの書跡類、のち絵画、陶磁器などの名品も多く入手した。
その豪快な経営手法から「強盗慶太」のあだ名もあった五島は、古美術品収集にも執念を燃やした。
名品の『源氏物語絵巻』や『紫式部日記絵巻』は、戦前の大収集家益田孝(鈍翁)の収集品で、戦後、実業家高梨仁三郎のコレクションに入っていたのを、美術館公開を決意した五島がコレクションを強化・補強する目的で死の直前に入手したものである。

詳細に付いては、公式ページがあるので参考に  ⇒ クリック

敷地は庭園を含めると約6000坪。
武蔵野の雑木林が多摩川に向って深く傾斜する庭園には、「大日如来」や「六地蔵」など伊豆や長野の鉄道事業の際に引き取った石仏が点在している。
散策路には明治時代に建てられた茶室「古経楼」(こきょうろう)や、慶太翁が古材を使用して作らせた立礼席「冨士見亭」(ふじみてい)〈共に非公開〉があり、これらは様々な茶会に利用されている。

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