JR函南町より4キロメートルの道のりと聞いたが、交通機関のない山の中の事ゆえに、三島市在中の友人に道案内を頼んだ。
車のナビゲートによれば、ゴルフ場の周囲を大廻りしてお寺の敷地に入って行くために、6〜7キロメートルの道のりと成った。約1200年前に弘法大師によって開基。
山火事により伽藍焼失し、1190年に源頼朝によって「長久寺」から「高源寺」と源氏の字を入れ寺名をかえ再復興された。
源頼朝伊豆は配流の折、頼朝の乳母比企尼の計らいで文覚上人と源氏再興の密議をした寺といわれ、石橋山合戦出陣旗上げ、軍勢ぞろいの地とも伝わる。
ちょうど住職が一人で、苔庭の手入れをしていた。
聞けば2週間ほど後に、地元のテレビ局が取材に来ると連絡が有り、あわてているとの事。
麓のお寺では専属の草取り要員を依頼するだろうが、こんな山の中では人は集まらない。
さすが山の中とは言え、六十町歩の規模の大きさは、素人には分からない。
苔寺・苔庭シリーズを計画しています ⇒ クリック |