D90が観た画像  d90-19264

東京都目黒区下目黒
撮影日 :  2019−9−28
いけばな百段階段2019(第二期)
広山流は初代・岡田広山が明治の末、時代の変化と共に新しいいけばなを目指し、「植物本来の個性をいきいきと表現する自由花」として創流いたしました。  現在は四代家元のもと、初代が好んだ「桃は桃らしく、梅は梅らしく」の言葉のように、自然の姿を大切に、日常の暮らしに寄り添ういけばなを大切にしており、2020年には創流110周年を迎えます。

古流松東会は、江戸時代中期に誕生した流儀「古流・こりゅう」の「生花・せいか」と言う「様式美の作品」を基本として、「自然の風景(情感)を表現した作品」から、近代社会にマッチした「アート的美意識作品」までを「伝承と創造」として、幅広く研究し発信する「古流の一会派」です。

郁生流は、昭和23年3月、初代家元澤井雅峰により創流されました。
現在、三世家元澤井雅恵が継承、昨年も本物の蝶(チヂミ)を使用していましたが、今年はもっと大きな蝶を使用していた。

日本華道院が、研究し、普及のために努力しているいけばなは現代自由華と呼ばれるものです。
日本華道院は1941年、初代家元・吉江如水により、いけばなの芸術性の探求と普及を目標として創流されました。

華道 翠香流は、明治の末から初代竹中翠香が自由に個性を発揮できるいけばなの模索を始め、昭和24年に井伊家の後援を受け彦根にて流派を立ち上げます。  一般に親しまれていた花型の開発に努める一方で、国宝 彦根城のお掘りや琵琶湖に作品を浮かべるなど、借景と花を融合させる大胆な演出で衆目を集めました。

麗月流は1945年11月、初代家元、坂本汀雪により創流いたしました。
古流を源とした生花、そして現代花にも意欲的に取り組んでおります。
現在、初代家元の時より続いております明治神宮、靖国神社、山王日枝神社へのご献花をはじめ、1年を通して色々な華展へ出展いたしております。

ちなみに、45流派の概要を覗けます。  ⇒ 各期毎に一覧表化されています。

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1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。