D90が観た画像  d90-19283

東京都目黒区下目黒
撮影日 :  2019−10−27
いけばな百段階段2019(第六期)
下の一枚目の写真は、被写体が広かったので、スマホのカメラの「パノラマ」を使用したもの。
二枚目の写真は、ほおづきは着色したもの、その下に発泡スチロールで造られた様な白い塊、これも実際の花だそうだ。

「一葉式いけ花」は、花や植物と自分との“間”を大切にしている。
物事には“間”というものがある。
それは、空間であったり、時間であったり、関わり方であったり、或はバランスであったり、人により感じ方、捉え方は様々。

今から約280年前、江戸中期の享保から享和年間に江戸下谷の住人であった望月義想によって宏道流は創流された。
その背景には中国明時代の詩人であり文人であった袁宏道の著した花論書「瓶史」の文人隠逸なる花への強い憧憬に共鳴したことがある。

創美流 流祖は嵯峨源氏公より数へて四十七代当主渡邊元熙鴻雲齋宗興。
寛延參年を創流元年とし、明年、令和二年に創流二百七十年を迎へた。  現在十五世家元は五十七代鴻雲齋華靖。

秀抱流 昭和8年初代家元佐藤秀抱により創流、現3代目家元バーネット秀抱。
自由花を主体として植物の個性と生け手の個性を生かし色彩と素材を豊かに表現する事を大切にしている。

梶井宮御流は京都三千院を源とする流派です。
連綿と受け継がれてきた古典花を大切に守り伝えると共に、時代に即応した花を目指すべく現代花にも力を入れている。

1917年松風流 創始者 押川如水初代家元、女流華道家として国内外で「新しいいけばな」の普及活動。
1974年松風花道会(会員制)設立、初代会長 原田淑水、1977年社団法人松風花道会として認定され歴代会長のもと会の発展につとめる。

映月松風流は、昭和12年に初代石野秀峰が創流した。
植物の自然のすがたを損なうことなく活けることを基本にしている。

ちなみに、45流派の概要を覗けます。  ⇒ 各期毎に一覧表化されています。

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1999年のホームページ作成時からの作品集です。
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		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。