熱海の海岸（渚親水公園）・・バス停は「銀座」で下車すると、いま満開のさくらが出迎えてくれる。
ここではわずか２本であるが、いまの季節は、海岸線に花が少ないためにメジロが二十羽ほど集団で来ていた。ヒマラヤザクラの原木（親木）は、昭和４２年８月、東京大学に留学中のネパールのビレンドラ元国王（当時皇太子）が
伊東市を御訪問された折、熱海植物友の会が熱海の桜と梅の種子を献上。
その返礼として、翌４３年５月ネパールより贈られてきた「ヒマラヤザクラ」の種子を、
同年７月に熱海市下多賀の市営農場で播種、育成したものです。
熱海市では、親木が、熱海高校下法面にあり、多賀中学校裏（１本）、若木が親水公園（２本）のほか、月見ガ丘公園・さくらの名所散策路・長浜海浜公園（２６本）などに点在、合計４９本あります。 |
