雅叙園百段階段雛まつり(静水の間) |
雅叙園百段階段の第四番目の部屋は、「静水の間(せいすいのま)」。
毎年早春の時期には、人形愛好家でありコレクターとして知られる、故・坂口真佐子さん(1909〜1997)のコレクションが米子市内の皆生温泉「素鳳ふるさと館」にて公開されます。
出雲に生まれ、米子の実業家・坂口家に嫁いだ真佐子さんは、海外への人形の流出を防ぐべく人形をはじめとした美術品の収集を始めました。
1968年には自身の号「素鳳」を冠した展示館「素鳳館」を開館し、収集したコレクションを公開してきました。
今回、「雅叙園百段階段雛まつり」では、幅約2メートルもの大型の御殿飾りをはじめ、江戸期の雛人形、天女や七福神、宝尽くしのモチーフに彩られた山車など、初の展示となる圧巻の素鳳コレクションをご紹介しました。 |
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