以前、ここを訪れたのは2011年の事、すでに10年が過ぎているので、再度、訪ねてみた。
内部の模様は変わり映えがなかったようだ。 しかし、土間の様子は多少変化がみられた。
現在のお針子さんは、当初から始めている人で4〜5人に減ってしまったようだ。
ただ、つるし飾りは年々貯まって行くもので、飾り切れなくなっている。奥の座敷に、館長さんの家に伝わる「明治時代のお雛さま」がある。
京都にお店のある「丸平」で、製作されたもの。
「京都・丸平大木人形店・大木平蔵」作が評判なのかと言うと・・・・、
丸平大木人形店は、江戸時代の明和年間の創業とされ、代々店主は「大木平蔵」を襲名して写実性を基調にした気品あふれる雛人形を作り続けている。 特に三代目の大木平蔵の作品は1889年のパリ万国博覧会で金賞を取った事から有名になったもの。
ただ惜しいのは六代目で店をたたんだそうだ。 |