神奈川県の西の端(南足柄市)には、数ヵ所に「春めき桜」が植樹されている。
その内の一つ、大雄山駅から一つ目の「富士フイルム前駅」で下車すると、「春木径と幸せ道」に行ける。
南足柄市を流れる「狩川」の土手沿いの両岸に、171本の「春めき桜」が植栽されている。
右岸(上流から見た時に、右の岸辺)には『春木径』に101本、左岸には『幸せ道』に70本の桜の木がある。
春めき桜は、南足柄市内の農家などで彼岸の頃に咲いていた桜の枝から育成し、2000年3月に品種登録された、比較的新しい桜である。
カンヒザクラとシナミザクラの交雑種の一つとされており、咲き初めは河津桜に比べると、ピンクの色が薄いですが、可憐なピンクの花で、満開になるとソメイヨシノの白い花になると言う特徴がある。ところで、今日の天候は太陽は出ていたが、北風が強く吹くと満開の桜の花が散って、待望の桜吹雪が出来た。
ところが山頂の丸い「矢倉岳(870m)」の左手に白い富士山が見えるはずが、あいにく雪雲で隠れてしまった。 |