神代曙(ジンダイアケボノ)は、東京
調布市の神代植物公園で生まれました。
西田尚道氏が東京都調布市(神代植物公園)にあった個体から発見した品種で、染井吉野(ソメイヨシノ)と同じ親のオオシマザクラとエドヒガンの交配種。
花は中輪、一重咲きで淡紅色、開花期は染井吉野より数日早い。
花弁に部分的に濃いピンク色がのこる姿が素敵です。神代植物公園で生れたとあって、原木の他にクローン育ちの神代曙の木が、5〜6本有り、樹形の良い木の下には大勢の人がカメラを向けている。
染井吉野は天狗巣病に掛かりやすく、樹齢も60〜80年と短命のため、今後は神代曙と入れ替えて行く予定だとか。 さくらの世界も老齢化の染井吉野に、若木のピンクの色が濃く、数日早く開花する神代曙が好まれるとか。 |