4月5日の夜、海老名から東の方は新型コロナウィルスで出掛けるのは心配なので、西の方面で桜情報を検索。
すると、熱海市にそれらしき、情報がヒットした。
4/4〜4/12で「中野かじかわ公園でシダレザクラが見頃」、ただし、無料のマイクロバスが「土日の運行」・・・次は4/11と4/12である。4/11までは、天候の心配もあるが、見頃の時期も心配で有った。
まずはJR伊東線で最寄りの「伊豆多賀駅」で下車、スマホの[YAHOO!MAP]で「中野かじかわ公園」をインプットするが、詳細はわからない。
そこで、「流しのタクシー」を探しながら、伊豆多賀駅から急坂を下り、右手の方向に歩いた。
途中、畑仕事に向かう老婆に出会い、道を聞くと親切に教えてくれた。
伊豆多賀駅から国道沿いは平地で、中野地区に入ると坂道になり、さらに山道に入ると急坂が待っていた、およそ1時間歩き続けた。
熱海市中野の鍛冶川上流にある「中野鍛冶川公園 しだれ桜まつり」の幟旗が風にたなびいていた。
さくらの花は今が満開で、とても4/12までは持たないくらいだ。
多賀湾と網代湾を見下ろす高台に74本のしだれ桜が植えられ、周辺には近年、苗木も30本ほど追加されていた。
昭和50年代からしだれ桜を植栽、整備してきた同地区のボランティア団体「カレン会」が昨年(2019年)、実行委員会を立ち上げ、「しだれ桜まつり」として初開催したものである。
近年、「伊豆下多賀の山奥に、しだれ桜がすごくきれいな所がある」とネットで評判になり、「隠れた花見スポット」として人気が上昇した。
樹齢も早いものは50年以上となり樹形も良くなった。 今年(2020年)が2回目の開催である。 |