D90が観た画像  d90-20224

東京都新宿区内藤町11
撮影日 :  2020−11−9
新宿御苑の菊花壇展
新宿御苑の菊花壇は、皇室ゆかりの伝統を受け継ぐもので、明治元年(1868)に菊が皇室の紋章に定められたことに始まる。
明治11年(1878)、宮内省は皇室を中心として菊を観賞する初めての『菊花拝観』を催した。
そして昭和4年(1929)からは、新宿御苑で観菊会も行なわれた。

私が新宿御苑の菊花壇展に足を運ぶようになったのは、2014年11月2日、2018年11月11日、2019年11月2日、そして2020年11月9日と4回目となる。
菊花壇展は11月1日から始まるのだが、伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊、大作り、一文字菊、管物菊、肥後菊、大菊は初日から見頃の菊を持ってくるのだが、「懸崖作り」は咲いている花が少なく見劣りがした。  そこで、今年は11月9日を選んだのである。
しかし、裏目にでたのは、「管物菊」は、花の首が伸びて受け皿から外れていた。

今回、「江戸菊花壇」の場所で、花の観賞方法の「うんちくを述べる人」がいた。 
参考にして欲しい⇒2018年の「江戸菊」作品
29種類が黄・白・赤で並び、1株は27本に決められ、真ん中から思い思いの咲き方をする。

3日に一度は来園していると言う人の「うんちく」話では、・・・・
「江戸菊は満開を過ぎてから花の変化を鑑賞する菊です。」
「くるくると幾重にも折り重なった花びらが開くと、中央に抱かれた花弁が顔をのぞかせます。」
「種類によって花びらの変化は異なり、それぞれに「追抱(おいがかえ)」、「褄折抱(つまおれがかえ)」、「丸抱」、「乱れ抱」、「自然抱」、露心抱(ろしんがかえ)」、「管抱(くだがかえ)」という7通りの名前がつけられています。
花が咲き進むごとに表情を変えていく特徴から「舞菊」「芸菊」「狂菊」の別名があります。」と、聞いた私も好きになりそうだ。