「府中の森公園」の前身は、太平洋戦争時における航空燃料、自動車燃料の備蓄基地として設置された。
終戦後は米軍の管理下に置かれ、極東第五空軍司令部と在日米軍司令部が設置される。
その後、１９６５年に開催された東京オリンピックに合わせ、東京代々木にあった米軍住宅、通称ワシントンハイツの代替地として、関東村とここ府中基地が利用されることになる。
１９７３年には、通信施設を除く基地全体が米軍より返還され、府中の森公園や生涯学習センター等の各種施設が建設された。園路を挟んで東西に分かれている日本庭園の紅葉は見事だ。
大きな池の周囲にある紅葉したイロハモミジが織りなす風景はまさに日本の秋。
園内には、１７０本のモミジの木があり、秋色に染まる園内をゆっくり散策しつつ紅葉を堪能することができる。
武蔵野の緑に包まれた、森と丘と水辺のあるファミリースポーツ公園として、野球、テニス、サッカー等の運動施設が充実しており、
また、銅像も１１体あり自然と一体化している。 子ども用遊具、傾斜を成した芝生の広場等もコンパクトにまとめられている。 |
