D90が観た画像  d90-21012

神奈川県横浜市港南区上永谷5-1-5
撮影日 :  2021−1−5
永谷天満宮(銅製の牛像)
海老名から小田急の江ノ島線の湘南台駅へ、そして、横浜市営地下鉄のブルーラインで、上永谷駅で下車して徒歩で5分ほどの場所に鎮座する永谷天満宮に行く。
「日本三躰」の意味だが、道真公は大宰府に着任した翌年、鏡に向かってご自身の姿を三躰の木像に彫刻した。
そしてその内の一躰は秀才淳茂に、一躰は筑紫大宰府安楽寺に、残る一躰は河内国(大阪府)土師村道明寺に安置されたのである。
その後道真公は、延喜三年(903)二月二十五日、大宰府に於いて五十九歳で薨じている。

さて、五男淳茂公は、はじめ播磨国(兵庫県)に配流となったが、後に関東に下向して永谷郷の下の坊に居館を構え、道真公自刻の御尊像を奉祀して朝夕崇拝したことが、永谷天満宮のはじまりであると伝えられている。
御創建から五百余年、永谷天満宮は現在も多くの参拝者に親しまれ、霊験あらたかに私たちを見守り続けている。

ところで、奉納されている「牛像」だが、都内で見てきた「牛像」とは、あまりにもつるつるで見劣りがある。
やはり、信者の数が少ないようだ。