| 東京に雪が降ったら、上野に行こうと思っているが、なかなか降らない。ならば、コロナの外出禁止令が出ている中、天気の良い１月２５日に上野に出かけた。 上野の山は人出が少ない。 東照宮にお参りする人も数えるほどしかいなかった。 上野東照宮ぼたん苑は、徳川家康公を御祭神とする上野東照宮の敷地内に、昭和５５年（１９８０）４月、日中友好を記念し開園をした。 回遊形式の日本庭園に植栽された牡丹は、現在春は１１０品種６００株、冬は４０品種１５０株が栽培されている。
毎年元旦から２月中旬までは「冬ぼたん」と「寒ぼたん」の２種類がある。
春と夏に寒冷地で開花を抑制し、秋に温度調整をして冬に開花させると言う「特殊な栽培の技術」を用いるものが「冬ぼたん」で、藁囲いの下で可憐な姿は、見る人の心を魅了する。
一方、まだ、蕾の状態だったが、「戸川寒」は、早春と初冬に咲く二期咲きの品種で、低温で開花したものが「寒ぼたん」と呼ばれている。 |
