明治１９年（１８８６）に開園した熱海梅園は「日本で最も早咲きの梅」を楽しめる梅園として知られている。
毎年１１月下旬〜１２月上旬に第一号の梅の花が開き、今年の梅まつりは、２０２１年１月９日〜３月７日だが、新型コロナウィルスの感染防止の建前上、ミス熱海撮影会・熱海大島交歓会・梅見落語会・野点茶会・津軽三味線・歌謡ショー・エフエム熱海湯河原スペシャルステージ・将棋大会・ウクレレ演奏会や足湯を中止した。
熱海芸妓連演芸会や大道芸、甘酒無料サービスは規模を縮小して行っている。昨年は２月４日の見頃に来ているが、「Ｆａｃｅｂｏｏｋ」の静岡の友人の写真で、２月１０日に揚げてきた写真で「澤田政廣記念美術館」の庭園の桜を前景として熱海梅園の梅をコラボした写真が目に止まった。
この風景の逆のパターンは撮影したことがあるが、桜をメインにしたことは今までになかった。
会場に着いて真っ先に「澤田政廣記念美術館」の庭園を見上げたら、すでに桜は散っていた。
今日の熱海梅園内も強風で、花は揺れ、拡大レンズを装着してのアップ撮影は無理であった。
陽は西側の山の端に近づいており、急いで、梅園内を一回りする。 幸いにも、正門ゲートの右手奥の坂の上にある「河津桜」が咲いていた。
眼下の梅にも日が当たっており、会心の一枚を撮影できた。 |
