この人形はどこかで観た様な・・・昨年の目黒雅叙園のひなまつりで、「山陰・北九州のお雛さま」展で見た。
この時の説明書きでは、「松江のお雛さま」は、エンナヤ人形店の8代目店主・故・塩冶市之助の寄贈された京都製の「おぼこ雛」で、2020年1月24日〜3月1日で展示されていた。・・・・二木屋の若女将は、『渋沢栄一の妹のお孫さんの「丸平おぼこ雛」が、松江から(昨年の3月末に)加わったニューフェースです。』と言っている。・・・・
ここで、謎なのが、「故・塩冶市之助が寄贈したのは」目黒雅叙園なのか、ほかの誰かか。
そして、二木家へはどのルートで流れてきたのか。
人形は京都の丸平大木人形店の店頭販売品なのか、あるいは特注品(岩崎家のおひなさま・・・静嘉堂文庫美術館)なのか。
私には、いきさつは全くわからないが、まったく、同じ人形らしきものが、今年の「二木屋の座敷に有った」。
顔立ちは、京都製、作家は丸平大木人形店の作風らしいが、果たして何世(あるいは何代)の作なのか。 |