神奈川県内で桜の情報は無いものかと、ネット検索したら、秦野市蓑毛に、樹形の見事な一本桜があった。
秦野駅から１時間に２本の路線バスで、秦２０系統「蓑毛」行きに乗り、終点１つ手前の「蓑毛中（みのげなか）」で、下車して２５メートルバックする。
品種はエドヒガン（江戸彼岸）で、つぼみのときは薄いピンク、満開で白色、そして散り際には薄い墨色になることから名付けられた。
３２年前の平成元年（１９８９）に岐阜の知人から１メートルの苗木（岐阜県根尾谷の淡墨桜の子孫）を頂き、自宅のとなりの畑に植樹した。
・・・ ２５年間まったく桜は咲かず、一時期は切って薪にしようかと思ったとか。 ・・・
そして、畑の土になじんだ２０１４年から樹全体に花が咲き始めたそうだ。
「里山の一本桜」の知名度も上がり、オーナーの猪俣さんの粋な計らいで、「桜の見頃に合わせて菜の花も一緒に楽しめるように」と、菜の花の黄色と桜の白と空の青さのコントラストが見事な景色をかもし出している。今年は異常気象で、昨年より１０日ほど早く咲き、３月２０日頃より見頃となった。
合わせてライトアップも始まった。
ライトアップ終了なども含めて、「定点観測しているので、ＷＥＢ情報」を確認のこと。
最後に、池袋から来た３人娘、竹箒を持って「魔女」になりたい・・・秦野市役所の広報担当のインタビューを受けていた。
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［ 一本桜のデータ ］
樹齢 ３２年 （１メートルの木を植えた） 幹回り １．５メートル
樹高 ２１メートル（目測） 枝張り １５メートル（目測） |
