城山から西の方角を見ると、雲ひとつ無い青空が広がり、海岸線に瀬波温泉のホテルらしい建物が数軒見えた。
そして、その先の海はガスっており、見えない。 おそらく、佐渡島が見えるはずと思うのだが・・・
日本海に沈む夕日と言うものを見たことが無い。 今日は絶好の夕日が見えるだろうと確信して、日没の時間までに海岸線に行こうと思った。村上駅まで戻り、１００円バスの時刻を調べると、往路はあるが、復路は１００円バスは無いが、路線バスならあるという。
コミュニティーバスは、路線が違うので、だいぶ歩いて、瀬波海岸前まで行き、そこから歩いて２分で海岸に出た。
温泉の源泉が海岸近くにあるので、ホテルの窓は全室オーシャンビューだ。 さしづめ、熱海温泉みたいだ。
海岸線は砂浜が広がり夏には海水浴客で賑わうようだ。
「恋人の聖地」にも指定され、「幸福の鐘」や「鍵を掛けるワイヤー」も設備されており、若者にも人気がある場所だそうだ。 日没まで、日本海の夕日を充分味わって見ることにした。
北西の方角に濃い島影が見えたが、これは「粟島」、そして南西の方角には新潟の工業地帯がぼんやりと見え、日没が近づくと西の方角に「大きな島影が現れた」これが『佐渡島』、少し離れたところでスケボーをしていた３人の青年が帰ろうとしていたので、声を掛け「夕日をバック」に走って貰うことにした。 復路の路線バスは１時間に１本、日没後２９０円で村上駅まで戻ってきた。 |
