D90が観た画像  d90-21072

神奈川県川崎市宮前区神木本町 1−8−1
撮影日 :  2021−4−11
等覚院に2000株のつつじ
2005年に一度撮影に行っているが、仁王門から見る風景は目の前が真っ赤だったことが記憶されている。
最寄駅(溝の口)のバス乗り場から、バス路線、下車停留所、徒歩をスマホのグーグルマップを開いて調べる事になった。

等覚院(とうがくいん)は、寺号を長徳寺といい、山号は神木山(しぼくさん)と言う、通称「つつじ寺」と言う。
本尊は秘仏で拝むことは出来ないが『新編武蔵風土記稿』では一尺五寸(約45cm)の不動明王立像と伝えている。
その代わり、天台宗開宗千二百年を慶讃し不動明王像(総丈3.6メートル)が制作され平成19年(2007)に入仏開眼法要が執り行われいつでも拝むことができる。

参道を登り仁王門(におうもん)(1882年建立)を進むと整備された境内が広がり、正面に安政年間(1854〜1860)に再建された本堂が建っているが、縁起(えんぎ)などの沿革についてはほとんどわかっていない。

ところで、つつじの咲き具合は、ほぼ満開になっていたが、昨年夏の花芽が出来る時期の長雨の影響からか部分的に花芽が少なく葉の緑が残る箇所があり、色がまばらであった。
階段を登って本堂の左手の斜面や女坂を降りてきた斜面のつつじは、これから見頃を迎えるそうだ。
そして、一番最後に咲くのは、参道の仁王門前に着く手前は「オオムラサキツツジ」が多く、階段正面の「キリシマツツジ」の見頃が終わったあとに開花を迎えるそうだ。