県営相模原公園のシンボルは、「サカタのタネグリーンハウス」という大きな温室です。
大温室「トロピカルガーデン」は、有料チケット（１００円）を買い求め、衣服の上に貼り付ける。そして無人のゲートを通る。
コロナ禍以前は、約４００種の熱帯植物が咲き競い、来園客の目を楽しませていたが、その種類の多さに植物が密集し、それぞれの特徴が希薄化することが問題になっていたので、休館を利用して昨年の３月から５月上旬までを利用し、大幅な植え替えを行った。
植栽品種を約３５０種まで減らし、元ある花がより目立つように心がけたという。
その甲斐があって、名札にも一工夫があり、花や実を捜すのに役立った。グリーンハウスでは熱源として、隣接する相模原市南清掃工場のごみ焼却熱を利用している。
清掃工場からはごみ焼却時の発生熱により高圧の温水がつくられ、グリーンハウス内の熱交換機へ送られて、約７０度のお湯として館内の冷暖房に年間を通して利用されている。 |
