D90が観た画像  d90-21097

静岡県熱海市 熱海梅園 ゲンジボタル
撮影日 :  2021−5−28
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観光地のホタル見物は、解禁されると大勢の人が押し寄せる。
ましてや、熱海や湯河原では土曜・日曜日は宿泊客もいるので、初めての暗い散策道を懐中電灯で照らすので、長時間露光をしているカメラマンは、がっかりするのである。
コロナ禍のまだ静まらない現状では、湯河原は「ほたるの宴」を、中止した。

熱海梅園での「ほたる鑑賞の夕べ」のイベントは、2021年6月1日〜13日で決行するそうだ。
観光の一環で、6月下旬から7月上旬にかけて、別のところで孵化させた幼虫に、餌となるカワニナを与え(月1回程度)飼育し、2〜3cmになった幼虫(終令幼虫)を約5000匹放流する。
3月下旬に放流された幼虫は、4月中旬から下旬にかけて湿度の高い夜間に川から上陸し、土中に潜り土繭を作り、サナギになり、5月下旬から6月上旬にかけて成虫となり、子孫を残すべく相手を探し乱舞するのである。

他のホタル飛翔地を見ると、今年は桜の咲く時期が早かったため、一週間ほどホタルも早く出た。
最近は、入梅前の気象が不安定だが、5月28日に梅園のホタルを下見にきたが、カメラの前方(高さ15メートル、幅20メートル、奥行き30メートル)をスクリーンとして、カメラで待ち構えていたが、ホタルの飛翔が15頭から20頭では物足りない写真となった。