箱根湿生花園の地続きである「仙石原湿原復元区」は、江戸時代から続く草原の維持管理を実践して湿原の復元を試みており、冬の終わりに野焼きを行っている。
湿原や草原の植物は陽を好むため、枯草や樹木の芽生えを除去し春に十分な陽光を与え、夏に草刈をし、丈の高い草の生育を抑えてやる必要がある。
トキソウやモウセンゴケなどの湿原特有の植物は小型であることが多く、枯草の除去、夏の草刈はその保護に効果がある。広い湿原で、悠々と飛んでいるトンボの王様「オニヤンマ」、さすが王様らしく飛ぶスピードも早く、20枚ほどシャッターを切ったがピントの合ったのは1枚だった。 |