今日はJR小岩駅から[小72]京成バスで、「善養寺」と言うところへ行った。 別名「小岩不動尊」と言う。 このお寺には、大正15年(1926)に東京都の天然記念物に指定されたクロマツで、樹齢600年以上といわれている。
そして、平成23年(2011)9月21日、国の天然記念物に指定された。
根元にある四角い石は「影向の石」といわれている。
「影向」とは、神仏が本来の居場所を離れ有縁の人前に姿をとって赴くことで、奈良の春日大社には「春日大明神」が降臨し万歳楽を舞ったという影向の松があり、能舞台の鏡板の松はこの松を描いたものとされる。
東京の東小岩の善養寺に有る日本一の松の木に、なぜ「影向の松」と名付けられたのか定かではない。
松の高さは約8メートルですが、その枝ぶりは広く、樹周4.5メートル、東西約31メートル、南北約28メートル、日本一の繁茂面積である。 |