新宿御苑の菊花壇は、皇室ゆかりの伝統を受け継ぐもので、明治元年(1868)に菊が皇室の紋章に定められたことに始まる。
明治11年(1878)、宮内省は皇室を中心として菊を観賞する初めての『菊花拝観』を催した。
そして昭和4年(1929)からは、新宿御苑で観菊会も行なわれた。
私が新宿御苑の菊花壇展に足を運ぶようになったのは、2014年11月2日、2018年11月11日、2019年11月2日、2020年11月9日、2021年11月6日で5回目となる。特に今年は温暖化のため、花の開花を推測するのは難しいけど、菊栽培の専門職人が介入して菊を育てている以上、ジャストポイントで11月1日〜15日の期間に見頃を持ってくることは素晴らしい腕前である。 |