D90が観た画像  d90-21168

神奈川県鎌倉市山ノ内8番地
撮影日 :  2021−12−5
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建長寺の一番奥にある「庭園」のわき道を抜け、しばらく歩くといかめしい顔立ちの銅像がある。 「達磨大師」像である。
虫塚を横目に進み、鳥居が3つ重なってみえ、2つ目の鳥居から階段が始まり、約250段の階段を登り切った先には、建長寺の鎮守「半僧坊大権現」を祀る半僧坊がある。
明治中期の建長寺住職霄貫道老師(おおぞらかんどう)は、ある夜夢を見た。
山中を歩いていると、目の前に白髭の老人が現れ「私を関東のいずれか静浄な処に招いてくださるなら、その処はますます栄えありがたいことの絶ゆることがない」と告げて消えてしまいました。
目が覚めた貫道老師はあの翁こそ奥山方広寺(静岡県浜松市)にいらっしゃる半僧坊大権現さまに間違いないと確信し、建長寺が一望できる勝上獄に鎮守としてお招きした。
半僧坊よりさらに5分、約150段の階段を上ると勝上獄展望台に到達し、鎌倉の街と海を見渡す絶景が楽しめた。