D90が観た画像  d90-22004

東京都港区芝1丁目12-12
撮影日 :  2022−1−5
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江戸時代には、「毘沙門天 善國寺」、「芝の正伝寺」、「浅草の正法寺」は共に、「江戸三大毘沙門天」と呼ばれ、上は江戸城大奥から広く庶民の下々まで信仰を集めていたそうです。
現在でも、虎年には脚光を浴びる「毘沙門天」と「狛虎」を、一目拝みに行ってきました。

お世辞にも、正伝寺は大きなお寺ではありませんが、左右の狛虎に守られた「毘沙門堂」がありました。
他に2階建ての本堂がありましたが、鍵がかかっていました。

開創は、1602年にさかのぼります。 その昔、豊臣秀吉や徳川家康等の時代に活躍した名君、第百七代天皇 後陽成帝(ごようぜいてい)が晩年を過ごされた草庵に始まります。
この草庵は後に九州松尾山光勝寺の江戸出張所として改められ、松尾山十九世、尊重院日億上人によって「松流山正伝寺」の名で正式に建立されました。
それから現在に至るまで、幾多の災害を乗り越え400年以上にわたってこの地を守り続けてきたそうです。