D90が観た画像  d90-22020

東京都立川市 国営昭和記念公園
撮影日 :  2022−2−7
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冬から春へのお知らせをしてくれる花がある。 それが「節分草」。
暦の上で「節分」、「立春」の過ぎた2月の7日に立川市の「国営昭和記念公園」へ「節分草」を探して訪れた。

こもれびの里休憩所横2ヶ所とこもれびの丘2ヶ所で約1000個の(花の大きさは直径約 1.5cm程度)が咲いていた。
当園のホームページによれば、「こもれびの池周辺」から隣接する「こもれびの里」までの緩やかな傾斜を利用して10ヶ所ほどの『セツブンソウ群生地』にしようと、2008年に5000株を移植したそうだ。
よほど土との相性とか、環境の変化に追従できない花なのか。

花びらのように見える白い部分はじつは5枚の萼片(ガクヘン)で、本当の花びらは退化しており、中心に見える黄色い部分が本来の花びらである。
花の中心にある黄色い蜜槽(蜜を分泌する腺)と呼ばれるものになっている。 まるい黄色の中心には多数の青紫色の雄しべがあり、さらに中心には2〜5本のピンクの雌しべが存在するのである。

下の2枚目の写真は、左二つが5枚の萼片(ガクヘン)で右二つは6枚と8枚の萼片(ガクヘン)を持っている。
過去に、ここで12枚の萼片(ガクヘン)に出会っている。  ⇒ クリック