D90が観た画像  d90-22037

宮城県角田市西根
撮影日 :  2022−3−10
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高蔵寺を出てからどこか立ち寄ろうとして、「西根小学校」の看板を見たので、行って見た。
ここには「せんだんの木」があると、パンフレットにも載っていたので、校庭に入り、電動自転車でくまなく探すがどこにも見当たらない。
すると、私を不審者と疑い教頭先生が出てきた。
「実はせんだんの木を探しているのだが・・・」と、話すと、小学校を移転する前の土地に植わっている。  との事だった。
それにしても、この小学校は「3月で閉校」との横断幕が架かっていた。
ネットで調べると、現在全校生徒は49人(6年が19人、1年が2人、2年が6人、3年が8人、4年が8人、5年が5人)、教員は10人。
6年生が卒業したら29人になってしまうので、閉校して隣りの角田市北郷小学校(在校生134人)に吸収されるそうだ。
それにしても、3階建ての23教室もある学校の後利用はどうするのだろう。

さて、小学校には「せんだんの木」があり、中学や高校には無いのだろう。
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小学校の校庭にセンダンが植えられたのは「栴檀は双葉より芳し(せんだんの木は生えたての時から香気があるように、優れた人間は子供の時より凡人より優れている)」と諺に基づいている。
この諺が日本に広くいきわたり、小学校が設立されると、校庭にせんだんの木が植えられた。
そう言えば、私の母校(千葉県安房郡岩井町立小学校)の校庭にもあった。
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教頭先生に道順を教えてもらい、移転前の小学校跡地に着いた。  大正4年2月建立の門柱があった。
当時の建物は無く、更地に「せんだんの木」があった。  解説はあるが、看板の設置年月が無いので、いつまでも、樹齢130年である。