県境(神奈川県藤野町)の里探索

2006-6-19, 海老名から車で50キロほど北上し、山梨県との県境に行ってきた。

神奈川県の
北西端は
山梨県と隣接
する。

今回はドライブ
マップにも載って
いない『綱子』
『舟久保』を取材
してみた。

アルバイト先に
カメラ仲間がいる。
その彼が平家の
落人が住んで
いる様な里に
迷い込んだとの事。

まだ私も踏破して
いない里だった。

6/19踏破するの
赤線部分

道志川を堰き
止め、奥相模湖
と称している。

その奥相模湖の
水量を制御して
いるのが道志ダム
である。

道路は「県道山北
藤野線」である。

綱子の里の
一軒です。

綱子には10戸
ほどの民家が
有った。

道祖神から
見ると、生計は
養蚕であった
らしい。

後の山の稜線から
向こうは山梨県
の秋山村である。

如何に人里
はなれた里かを
物語る
『苔の生えたコン
クリート橋の欄干』
里の村おこしに
「ほたるとあじさい」
を取り上げた。
山間部の紫陽花
はまだ時期的に
早すぎた。
 
綱子の里で
もっとも大きな家
だった。
土蔵も赤土で
出来ている素朴な
ものだった。
現地で目にした
案内図
今でこそ、
トンネルも出来、
山中に一車線
ながら、舗装道路も
完備しているが、
今尚、
陸の孤島である。
舟久保の里
自給自足の畑

舟久保の里
には、8軒ほど
の民家があった。

舟久保の里に
ある十一面
観世音を紹介する
看板に、、
『数百年の歴史を
辿れば、この地方
は人家もマレで、
嵐かとも思うような
梢を渡る千匹猿の
群棲、狐や狸の
密集地、九万蜂、
赤蜂の群生、
人は獣道を往路と
して生活していた。
・・・・・・・』と、

記してあった。

 

今日は車の中
も暑かった。
帰り道、
「青根緑の休暇村」
に併設されている
日帰り温泉に
立ち寄った。
その名も、
「いやしの湯」

三時間で600円
白雲を眺めながら、
露天風呂で汗を
流した。