第44話 不動堂村の屯所生活

慶応三年(1867)六月十五日、新撰組は西本願寺の屯所から、
700メートルほど離れた不動堂村に引っ越した。

不動堂村の屯所の跡地には、リーガロイヤルホテルが建っている。

新屯所建設費用は西本願寺が負担してくれた。
敷地は約一万平方メートルで外観は大名屋敷のようだったらしい。
これで、西本願寺の敷地に居座っていた新撰組を追い出す事が出来た。

幕府の勢力衰退も影響しているが、半年後、この屯所を撤退し、伏見奉行所に
移った。

さて、この屯所の一部が、姫路の本徳寺の集会所に移設したとの話もある。

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・・・おしまい・・・