第46話 品川宿の釜屋

慶応三年(1867)十月二十一日に、土方歳三以下31人が食事をした。

記録によれば、京都における新撰組の隊補強の為にしばしば江戸に出向いて
新入隊士を募っている。
(1864)十月に近藤勇が23名の新人を連れて京都に帰ってきた。
(1865)五月に土方歳三が53名の新人を連れて京都に帰ってきた。
(1867)十月に土方歳三が30名弱の新人を連れて京都に向かった。

江戸の出入口に当たる宿場には身の丈5メートルほどの江戸六地蔵がある。
街道を行き交う旅人の安全を願って建てられた。
甲州街道・・・四谷・太宗寺、中山道・・・巣鴨・真性寺、
奥州街道・・・山谷・東禅寺、千葉街道・・・深川・霊巌寺、永代寺、
東海道は、品川寺(ほんせんじ)の境内にあり、歳三らも幾度と無く見ている。

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・・・おしまい・・・