城山町の「平家ホタルの光跡」撮影

城山町の北部には、町田市との境界を流れる本流「境川」に流れ込む支流が多い。

6月中旬に最盛期を迎える「ゲンジホタル」は、地元でもお祭りを同時開催し、「ほたるの里」を内外に広報し、環境保全の里山を力説している。
清流とは別に、水田や湿地も残っている為に、「平家ボタル」も生息しているのである。
支流の小松川近くの水田脇の湿地、支流の穴川奥の湿地、大戸のバス終点の湿地、青少年センター近くの湿地を探索し、「平家ボタルの飛来」を観測した。

「平家ボタル」は体長も10ミリ程度、お尻の光も弱く、乱舞は小回りが激しいので、写真に収めるのは、なかなか難しいものがある。
探索を共にしている相棒が撮影に成功した一枚がある。 
3メートルほど離れた場所から、一秒周期の点滅を繰返す光跡を捉えた。
(ゲンジホタルの点滅は5秒程度なので、黄色の帯ができ、平家ボタルは点々の光跡となる。)