| 11月の栞 『箕輪ダム/もみじ湖』
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予定では、山形県銀山温泉辺りにある滝と紅葉を絡めた写真を撮りに行く予定にしていたのだが、突然「じゃらんnet・全国のおすすめ紅葉スポットランキング2020」を見ていたら、トップが長野県箕輪町の通称「もみじ湖」だった。蛍で有名な辰野の少し先。三時間半程度で行くことが出来、自分的には近い。ただ、このトップは単に閲覧数だから、サイトを「見ただけ」と言うこと。今の時代、写真の加工なんて簡単にできてしまう(個人的にはパソコンでの加工は一切しない)から、じっくり調べないと、ありえない合成写真まで多々ある。大切な時間とお金を使って行くいく以上、ワンポイントだけが素晴らしくても、行っただけの満足感は得られない。そこに黒山の人だかりができているのが関の山。だから目指すポイントは少なくても2か所以上は必要。ただし、箕輪ダムは、広範囲にモミジが植えられていて、コロナの危険性のある「三密」状態にはなりそうもない。騙されたと思って、その信頼度を調べるべく予定を変更してみた。
いつもより遅く午前6時に出発。湘南は昨夜の早い時間に雨は上がったが、箱根は路面がぬれていて未明まで小雨が降っていたようだ。やがて曇り空から8時頃には明るくなっては来たが、山梨県は霧が結構立ち込めていて、一宮御坂ICから北斗市辺りまで「霧注意」の電光掲示板が出ていた。長野に入ってからは太陽がまぶしいくらいに差し込み、老人の目にはこたえる。いくら人気ナンバーワンと言っても大したことはないだろうと思い、かなり遅く家を出、辰野SAで食料調達の余裕行動。中央道を伊北ICで降りるまでは法定速度の安全運転。ナビにお任せで「箕輪ダム」と書かれた小さな案内板を見ながら狭い道を走って行った。やがて前を行く車が数台見え始め、さらにギリギリすれ違い可能な狭い道に入ると、対向車とのすれ違いで渋滞が始まった。既に早朝からここを訪れ、戻る車がかなりいた様で、帰路についていたのだ。ドライバーの多くが初めて来る場所であることを考えれば、運転が慎重なのも解るが、それにしてもノロい、早く言えば下手。左にもっと寄せれば楽勝なのに・・・。道はダム周辺で完全2車線の幅広にはなったものの、再びややすれ違いに気を遣う程度の道幅となった。所々にすれ違いのために広くなっている箇所、部分的にモミジが密集しているところには、車が4〜5台程度停められるスペースがあり、そこに入ろうと右折する車が、かえって目的地までスイスイ走ることを妨げるのだった。対向車が切れるまで後ろの車はそれに付き合うしかない。ダムを過ぎてからは一層道路沿いに見ごろを迎えた真っ赤なモミジが並んでいて、車を停めたくなるのも無理はないが。
県道442号線(諏訪箕輪線)「田無大橋」を過ぎるころには道路沿いに点々とするモミジが期待を大きくする。ダム湖が終わるころには、センターラインも引かれていない道となる。「沢川」の川幅が極端に狭くなると、いよいよ道は曲がりくねり幅も一定しないから、対向車には気を遣う。「新田神社」付近のカーブは特に要注意だ。そして悪いことに、この付近にダム湖と真っ赤なモミジのポイントがある。車には十分注意しないと危険だ。その先には、まともな駐車場が2か所くらいあるのだが、既に満車のようで、車が右往左往している。普通なら、こういう状態の場合、誘導員が交通整理をしたり、案内をしてくれるのだが、ここは皆無。来るのがもう一時間早ければよかったかな?と後悔。もともとライト・アップまで居るつもりだったので、一番奥の「末広広場」まで400メートルほどモミジトンネルを上がって行く。ただ、そこまで行くにはかなりの数の飛行者に気を付けなくてはならないし、車も対向してくる。モミジとモミジの木の間に無理やり突っ込む輩もいて無秩序の最たるもの。満車と見るや、慌ててUターンするドライバーに苦笑い。皆、この混雑ぶりを見て明らかに焦っているようだった。「末広広場」も満車かと思いきや、数台は車が止められる状態だった。思わずにやり!傾向としては、ここを乙津れる観光客は、最終Pまで行く前に駐車場を探す傾向にあるようで、そのため手前で既に混雑、渋滞が起きる。最終Pまで行く勇気が必要かと思った。
後で知ったのだが、テレビ朝日系列で今朝、中継があったらしく、そのために朝から混んでいたのか、あるいはカメラマンにとって、早朝でないと人物抜きの写真は撮れないことを知っての行動だったのか、いずれにしても、すごい賑わいだった。一番気になったのが、9時や10時はまだ早いとしても、結局昼になっても誘導員はおろか、観光案内人らしき人物は全く見かけなかった。途中に車を使った(模擬)売店が開いていたが、観光センターのような建物は一切ない。それがかえって開放感を漂わせ、(勿論お金も取らずに)「勝手にお楽しみください。」状態だった。
残念ながら「モミジ・トンネル」は片側のみ真っ赤な葉をつけてはいたが、反対側は坊主。風が吹くたびに葉がどんどん落ちてゆく。ただ、とてもここからダムまでは歩けないほどの広範囲に植樹されているモミジゆえ、まだ、緑の葉をつけたままのものもあり、探せばいくらでもグラデーションが狙える。自分も、「田無大橋」までは、歩いたのだが、橋の上からはるか遠くにダムを拝んだだけでUターンして来てしまった。ここ一か所では時間を持て余し、ライト・アップまでヒマだろうと考えていたのだが、どうして、かえって時間を気にしてのUターンとなった。一旦車に戻り、腹ごしらいをしていると、辺りはあっという間に暗くなっていった。この後、「夜の部」は別ページに続きます。なお写真は、100枚を超える掲載ですので、ご覚悟の上「真っ赤な世界(トランプの演説会ではない)」をご堪能ください。 |
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