相棒の栞  (音声読み上げ)

萱野高原からの箕輪町夜景
撮影日時 : 2020−11−8
11月の栞 『箕輪ダム/もみじ湖ライトアップ』
県道沿いの紅葉に誘われてかなり遠くまで歩いてしまったおかげで、駐車場に戻ったときは既にライト・アップが始まってしまっていた。とは言っても、まだ周囲はライトの灯りよりは明るかったので、それほど慌てなかったのだが、この日はすべてが後手に回ったかもしれない。F値の明るいレンズに換装し、昼間は機動性重視で三脚を持参しなかったのだが、さすがにライトアップ撮影には必須。電池交換や、各種設定など準備に多少手間取ったためか、あたりはあっという間に暗くなってきた。。

坂を下って行くと、「モミジ・トンネル」は歩行者天国の様相を呈していた。直感的に人物を入れない撮影なんて、とても出来ない事だけは判った。人物を長めの露光で消し去る事とも考えたが、とても人数が多すぎて、なんとなくユラユラしたものが流れていく感じになるだろうと想像しやめた。カメラのモニターでは判らなくても、近ちゃんギャラリーの大画面では、今までも「こんなのまで写ってる」と言うのが多々あり、掲載後に反省したことも度々。だから、小手先のごまかしはできない。仕方ないのでISO32000まで上げて、画質を諦める代わりに、人はしっかり捉えることにした。

昨年の「香嵐渓」でもそうだが、紅葉のライト・アップはあまりきれいに写らない。ここのライトアップの箇所は、もともとのエリアが広いので部分的にならざるを得ない。トンネルとそれに続く下流方向、そして、昼間売店があった「親水広場」付近に限られる。無料で点灯してくれているのだから文句は言えない。しかも、「香嵐渓」のように川への写り込みが可能な地形でもないのだから、一通り光が当たっているモミジを撮影すればことは済んでしまう。少し時期が遅かったため、ライト・アップされたモミジが枝だけのものは全く絵にならない。もし見ごろの時期に来ていたら、きっときれいに紅葉している木々を思う存分撮れたことだろう。納得写真が撮れず、枚数も少なく同じような写真ばかりが羅列された印象。その点はお許しください。

帰り道、箕輪町を一望できる萱野(かやの)高原展望台目指して、かなりの悪路を上がって行った。途中で道に迷い真っ暗な林道、辿り着いたのは「かやの山荘」駐車場。ここから「夫婦神社」を過ぎ、展望台へ行く道があるのだが、暗くてよくわからず。疲労と怖さも加わり展望台まで行くのを諦め、駐車場前からの夜景でお茶を濁すことにした。とは言ってもそれほど見劣りがする眺めでもなく、掲載可能なレベルではないかと・・・。

                <撮影後記>
ダムの建設(1992年完成)に伴って湖底に沈んでしまった集落の方が、苗木を寄贈。10年かけて植林したもの。人工的に植えたものがほとんどではないかと思うが、それにしてもたくさん植樹したものだ。しかも、広範囲に。植えられた場所によって、これだけ広いと早く色づくもの、まだ緑色大部分のもの、そして信じられない真っ赤なモミジ、グラデーションが「今でしょ!」状態の木。ここに来れば、今年の紅葉見物はもういいかなと感じた。コロナ禍にもかかわらず、また一つ、いい場所に足を運べたことに満足。

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