相棒の栞  (音声読み上げ)

東京都立川市緑町3173
撮影日時 : 2020−11−15
11月の栞 『秋の夜散歩2020(ライトアップ編)』
モミジのライトアップは、試験的に昨年から開催され今年は2回目となる。きっと好評だったのだろう!?16時でいったん日本庭園を閉め、16時半から入場料1000円で20時半まで再開する。「1000円は、結構高め設定ですね。」などと師匠と話しながら日本庭園へ向かう。どうしてどうして、入場券売り場では10名ほどの列ができていた。師匠から「途中のモミジに気を取られずに、まっすぐ三脚ポイントへ行け。」とのアドバイス受け、先を急ごうとしたが、混雑で思うように前へ進めない。「西の流れ」付近の黄葉がとてもきれいで、特に橋の上には何十人も人が重なり撮影の順番待ち通過に難儀をした。ほとんどがスマホでの撮影だから入れ代わり立ち代わりの「三密」状態。そこを通り抜けても、人波に従って流れて行くしかなかった。ようやくたどり着いた三脚可能エリアは、最前列に三脚がずらりと並び、その合間から手持ち撮影のシャッター音や、スマホの連写音が聞こえる過密状態。予想通りの混雑だった。一旦ここを通り過ぎ、視界が開けたところで対岸や「木橋」を撮影した後、戻ってみた。しかし、相変わらずの混みよう。中央ポイントで前のカメラマンの撮影が終わるのを待つ方法もあったが、そうすると折角のブルーの空を逃しかねない。仕方なくとりあえずは枝が入ってしまう「端っこ」で撮影を開始。

事前にネットで見た写真や、入り口で配られたチラシの日本庭園のそれは本当にきれいだった。この日も風がほとんどなく、水面反射はいい方だったと思う。趣味として楽しむ程度の自分には、「まずまず」この日は当たり日だったと言える(もともと近藤師匠は晴れ男ですし・・・)。対岸を撮影するだけなので、それほど時間がかかるわけでもない。30分もしたら、中央寄りが空いたので移動。ようやく左右150度くらいの視界が自由に入る位置だ。16ミリの広角から、200ミリ(7D換算320ミリ)まで3つのレンズを使い、しつこく撮影した。1000円分はたっぷり時間をかけて撮りたかったかったし、ここから撮影した写真は、確かにみんな同じように撮れることは十分わかってはいたが、日本庭園自体がそれほど広くなく、人も多かったのであまり動く気にはなれなかった。しかし、帰宅後モニターで確認しダイレクト・プリントを試みると、ピントが甘かったり明るすぎたりしたので、今一満足できる出来ではなかった。

途中から近藤師匠と合流し、池を一周した(師匠は二周したらしい)後、「かたらいのイチョウ並木」へと移動。時間は消灯まで30分を切っていた。人はそれ程ではなく、昼間は見えなかった黄色い絨毯(地面)もしっかり写すことが出来た。入り口から入ってすぐ、5人グループの若い女性のテンションが高く、笑い声が絶えない。シャボン玉を飛ばしながら歩いている。こういうシチュエーションは近藤師匠の得意分野で、気づいた時にはしっかり話しかけていた。そして、その中の一人がすっかりモデル気分で、師匠の連写シャッター音に合わせて、シャボン玉の製造に尽力してくれた。あとで師匠は「動画で撮ればよかった!」と言われたが、ホントこれは動画で撮った方がよかったみたい。最後に記念撮影にも応じてくれて感謝。ありがとうございました。

師匠をお誘いして、念願のイチョウ並木が撮影できたことで一区切りがついた感じ。夜の昭和記念公園は近藤師匠のナビがなければ迷いそうだったし、たとえ迷わないにしても、ショートカット可能な細い道をご存じの師匠に比べて、地図を見ながら大きな道を歩いていたであろう自分は、移動により多くの時間をかけていただろう!その点でも大いに助かった。おかげで、短い時間でより多くの撮影が可能になった。それに比例して?多目のアップになってしまったことを申し訳なく思います。それでも枚数削減のため「モミジ風鈴」及び「和傘ライトアップ」は不掲載といたしました。

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