相棒の栞  モバイル版

長野県駒ケ根市赤穂14−5
撮影日時 : 2020−4−16
4月の栞 『馬見塚公園(まみづかこうえん)ライトアップ』
「千人塚」も含めて、おそらく今年はライトアップを実施するのは数少ないことだろう。少なくとも有名処は、ほぼ100%中止。高遠城址公園」に至っては入場すらできない。その点「馬見塚」はマイナーなのだろうか?中止のお知らせはなかった(ライトアップ時間の短縮はあったかもしれない)。予報では「夕方から天気が崩れ、処によっては雷雨」とのこと。長野県南部は降雨を免れてくれるだろうと思いきや、17時頃になって急に黒い雲が出てきて雷が鳴りだした。と同時に風が急速に強まり、桜吹雪となった。馬見塚には早めについて仮眠をとっていたから、「ゴロゴロ」という音で目が覚めた。一瞬「ここはどこだっけ?」と記憶を失ったようで、頭のスイッチを入れるのに5秒くらいかかった。「そうか長野か!」しばらくして大粒の雨がパラパラと降ったが、長くは続かず、空が明るさを少し取り戻してきた。公園を見てみると、すでに提灯をはじめ照明器具には灯りがともされていた。しかし、雨が止むのを待つことにする。寒冷前線の通過っぽい、いきなりの黒い雲と強い風だったから、少し待てば止むのではないかと予測した。

18時半、この時間帯を逃すとマジックアワーを逃すことになる。多少ポツポツは残っていたが撮影スタート。雲が多く透き通ったダークブルーは望むことはできなかったが、時間との勝負で一応池を一周した。ほとんどライトアップを見に来る人はおらず、カメラマン3人とお散歩6〜7人と言ったところだった。平塚のカメラマンとも再開を果たすことなく一時間弱で終了。なんと言っても、さすがに寒過ぎ。北風ビュービュー、長野だけのことはある。コロナにはかかりそうもない環境だったが、風邪は引きそうな寒さだった。無理をせず車に戻らざる得なかった。

一枚羽織って再び池を回ったが、すでに空は漆黒。撮影後のモニターを見をても先ほどの空の青さはナシ。いくらライトアップを狙っていても、周囲の暗さは先ほどの比ではなく背景は黒。おまけに風が強いので、揺れまくる桜の枝に対して、シャッターもそれほど長くは明けていられないので苦戦。水面反射はさざ波が立ち今一だったが、部分的には鏡面反射が得られた。やがて再びポツリポツリ雨が降ってきたので戦意喪失。早めの撤収となった。

         <撮影後記>
撮影場所は面積で言っても、それほど大きいわけではなく、ただ歩くだけならゆっくりで30分くらいかな?(撮影しながらだと一時間は必要)。ここの桜は大正12年に植えられたそうで、かれこれ100年になろうとしている古木。もしも、一本一本独立して植えられていたとすれば、立派な一本桜になっているかもしれません。ただ、「馬見塚公園」で自分がやはり注目したのは、「ミツバ・ツツジ」。桜の満開と同時期(花の状態からすればむしろミツバ・ツツジのほうが少し早い)に咲くのも貴重だけれど、自分の知る限りでは、同じ場所で同時に見られるのは、富士河口湖創造の森です(桜とミツバ・ツツジのコラボが見られるが、ここの桜は富士桜なので、ボリューム的にはミツバ・ツツジに負けそう。)。ただし、ミツバツツジのトンネルなどありえない。密度が違う。また、「ミツバ・ツツジ」だけを撮影したければ、「青木ヶ原樹海」付近に自生しているが、樹海の中へは(もう少し生きていたいので)踏み込みたくない。よって、これだけ手ごろに、かなりの本数、しかも大きいミツバ・ツツジにはどうしてもシャッター回数が増えるというもの。昼間の撮影で思いっきり時間をかけてしまったのも、「ミツバ・ツツジ」の「ショッキング・ピンク」の色に惹かれたからだろうか?コンパクトなため池のある公園にして、カメラマンを引き付ける魅力のある場所だと思った。

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