相棒の栞  モバイル版

山梨県笛吹市
撮影日時 : 2020−4−12
4月の栞 『笛吹市桃源郷まつり』
桜と桃の開花、及び満開時期は大体同じなので、残念ながら桃の花を撮影する機会がなかなか回ってこない。今年は桜をやめて「笛吹市桃源郷まつり」に張り付こうと考えていた。しかし、そのほとんどのイベントが新型コロナ・ウイルスの影響でキャンセルになってしまった。最終日の花火大会も中止(もっとも12日は夕方から雨になってしまったが)となり、ほぼ全滅。

結果として、盛りだくさんの内容を数日に分けて撮影してお届けする目論見が、単調な桃の花畑のみの写真となってしまいました。ただ、過去に近ちゃんギャラリーにはこの地域の作品をアップしていませんので、暇つぶしにご覧になっていただければ幸いです。主に、一宮町の「桃の里 憩いの森公園」と「釈迦堂遺跡博物館」付近の撮影です。いずれの地区も夜景もおすすめの場所ですが、今回は時間の関係上夜景撮影はほとんどできませんでした。

道の左右に桃の花が咲き、はるか遠くに目をやってもピンクの絨毯が広がり、雪の残る山々をバックにしたこの地域は、確かにこの時期だけの「桃源郷」なのだろう。しかし、至る所に止まっている軽トラックを見るにつけ、ここが観光地ではなく農家の人たちにとっての仕事場であることを気づかせてくれる。当然、撮影ポイントがどこと決まっているわけではないから、直感を働かせて道路脇に車を止めて撮影することもあれば、空き地に駐車して歩き回ることも必要だ。いいと思ったシャッターチャンスが、プリントしてみると大したことなかったり、ガードレールが邪魔だと思った被写体が、意外にも白いガードレールが遠近感を出してくれたり、色々予想を裏切ることが多かった。一方、「釈迦堂遺跡博物館」付近にあった地主さんが「畑」と書いてある「花園」は、地面は黄色一色(菜の花)目の高さにピンク色(モモ)スラっと立つ赤や白(花桃)、どの方向にカメラを向けても、きれいな写真が撮れる、まさしく「桃源郷」だった。

今回、新型コロナ・ウイルスが流行っていなければ、写真センス抜群のアルバイト・スタッフも一緒に来る予定だった。おそらく彼女がこの「花園」に入り込んだら、夢中になって被写体に食らいついたに違いない。写真センス抜群なその子は、ボカシとアップを得意としている。きっと自分には撮れない写真を撮ることだろう?そんなことを考えながら畦道を博物館まで戻った。生憎この日は博物館の休館日で、たとえ早く着いたとしても入ることはできなかったが、博物館の駐車場も17時で閉まってしまう。時間制限がなければもう少し撮影のほうは粘ったのだが残念。急いで機材を車に載せ、再び「乙ケ妻」までもどることに。

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