相棒の栞  モバイル版

神奈川県箱根町
撮影日時 : 2020−6−21(日)
6月の栞 『教え子兄妹と箱根散歩』
自粛明けに教え子二人を連れて、箱根湯本の紫陽花から始まって、大涌谷の黒卵を食し、千条の滝のホタル観賞と箱根を少しばかり「かじって」来ました。
中国からの観光客がほとんどいないため、湯本付近のいつもの渋滞はなく(横断歩道を渡る人が少ない)、電車・バスは遠めに見ても空いていた。湯本あたりのアジサイは丁度見ごろを迎えていたが、大平台や彫刻の森周辺はあと数日待たないと写真写りも今一と言ったところ。

大涌谷へは15時半近くに着くつもりが、入り口から1,2キロの入場渋滞。おかげで駐車場に入るまで30分以上ノロノロ前進、おかげで妹の方が車に多少酔ったみたい。駐車場の入り口に立っていた案内人が、「16時30分には車に戻ってください。」と急き立てる。実質30分しか滞在できないことになった。案内人いわく「みんな黒卵を食べに来ているようなものだから…。」それにしてはP料金530円を払って、温泉卵5個500円で帰るには、満足度50パーセント。その昔訪れた時は、硫化水素や硫黄が噴出している探索コースを周れたはずなのに、今日はゲートが閉まっていた(おそらくずっと前から)こうなると唯一の楽しみは、「黒卵」しかない。その「黒卵」の看板を探し近寄ってみたら、既に売り切れの立て札。ロープウェイ乗り場に近い店にはまだあったみたいで、10人ほどが並んでいた。いつ売り切れてしまうか心配しながら、3袋購入。早速その場で食べ、この日一番の目的が達成でき良かったです。特に土・日は、わざわざ大涌谷まで行かず、下からロープウェイに乗った方が混雑を考えるといいのではないか?と感じました。雄大な眺めも見ることが出来ますし。

予定より早く大涌谷を追い出されてしまったので、強羅、彫刻の森辺りをぐるぐるしながら写真を撮った。箱根登山鉄道の線路は赤く錆び、信号だけが変わることのない「赤」を点灯したまま。強羅駅には廃車になった「モハ1型」と足止めを食った「3000形」が仲良く並んでいました。復旧は7月下旬ということですからアジサイには間に合いませんね。

千条の滝へは18時過ぎに到着し、持参したパンを食べながら蛍の飛ぶのを待った。蛍は20時頃、10頭を確認しただけで寂しい限り。滝側は1頭しか飛ばず、それも高い枝の所だったので、カメラの画郭には収まらず。この日、もう一台のカメラは蛇骨川下流方向に向けて放置していたのですが、こちらはフレーム内に少しは入ってくれました。満足な蛍撮影はできませんでしたが、教え子兄妹は「蛍が見られただけでも良かった。」と言ってくれたので、本日の「箱根散歩」はまずまずの成功と言ってもいいかと思った次第。途中、大平台に寄ってアジサイを撮影したのち、無事、教え子のお宅に到着しました。

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